古着用語集

アーキュエイトステッチ

1943年にした商標登録されたリーバイス・ジーンズのバックポケットに縫い込まれた2重の弓形ステッチの事。当初は裏地のブランケットの補強をするために用いられた。

赤タブ

1938年に商標登録されたリーバイス・ジーンズの右バックポケット横やジャケットの右ポケット横に付けられた、小さい赤いラベルを指す。取り付け位置まで登録されている。

赤タグ

1936年~1950年代まで使用されたLeeのジーンズやジャケットに付けられたブランドを表す織りネーム。タグは黒地に赤字でデザインされた物。

赤耳(セルビッチ)

デニム生地の両端の耳部分の事。旧型の織機でデニム地を織る際、生地末端のホツレを無くすために付けられた特にリーバイスには赤いステッチがはいっている事から赤耳と呼ばれるようになった。1986年に無くなった旧織機で作られた証。

アコム

60年代に無くなったブランドでスウェットやシャツなどが多い

アジャスターベルト

上着の腰横部分に備え付けられた体にフィットさせるよう調整させるベルトをいう。

アタリ

ジーンズのサイドのシーム部分に見られる独特の白い色落ちの事。

後染め

生地の段階ではなく、一度完成された品物を後から染める事

後付け

50年代以前の古いフードパーカーに多く見られるネックリブが施された、スウェットへ後からフードだけを個別に取り付けた物。

イエローステッチ

デニムに多く見られる黄色いステッチ素材は綿糸の事。

インチ

ジーンズのウエストやレングスを表す単位で1インチは約2.54cm

うち縫い

布地と布地を内側に巻き込ませてロック縫いする縫製技術の一つ。

エンジニアジャケット

ワークウェアの一種で、主に屋内作業用のジャケット。動きやすい様に、衿などが省略されている。

オシュコシュビゴッシュ

オーバーオールで名高いオシュコシュが創業したのは、1885年。現在も労働者はもとより、若者・子供にも人気のブランド。

オールインワン

ツナギのこと。ユニオンオールとも言う。

オールド

古着において、一般的に1970年代頃~1980年代頃に生産された物をいう。ちなみに1960年代以前の物をヴィンテージ、1990年代以降の現行品をレギュラーと呼ぶ。

オンス

重量を示す単位で、略して「OZ」と書く。1OZ=28.349g。デニム地の場合、1インチあたりのオンスが高くなるほど厚く重量感のあるものとなる

カーハート

ワークウェアの老舗的メーカーで1884年家具卸売会社からスタートし、1889年から労働衣料製造を始める。創業者はハミルトン・カーハート。特に30~40年代頃のカバーオール等はレア度大。

カータース

創業は1859年。今年で140年以上も続いているワークブランドのメーカー。現存するワークブランドとしては最古。アメリカを代表するワークブランド。

隠しリベット

別名コンシールリベット。外部からは見えないがバックポケットの縁を補強するために付けられたリベットをいう。VINTAGEジーンズを代表するディテールでもあり、リーバイス501は1934年に採用。1967年には完全にバーダック「カンヌキ」に変更された。

片ミミ

セルビッチが、片側だけにあるタイプ。Leeの101によくみられる。

片ヅメ

正式にはピンロックという。ジッパーのロック機構の一つで、引き手の付け根にあるピンをおろすことで本体をロックするもの。1940~1950年代頃の物にによく見られた。

カバーオール

ジージャンよりも丈が長くてポケットの数も多く、より作業に適した上着。ショート丈とロング丈があるが、一般的にはロング丈の物を指す。

カムロック

ジッパーのロック機構の一つ。ピンがすり減ると、効果が減少するピンロックを改良して登場した。引き手の付け根にある突起で、ボディごと押さえる。この後、オートマチックロックに進化していく。

カンヌキ

カンヌキとはバーダックともいわれる。ジーンズのバックポケットの縁に施された、太い糸を用いた補強的なステッチのこと。廃止された隠しリベットに代わり採用された。リベットと同等の強度を持つ。

ギミーブック

1940年代後期~1960年代頃までブルーベル社の製品におまけとして付属していた小冊子で、当時は50種類以上も発行されていた。内容は様々だが、ロデオシリーズというショートコミックが、中でも人気が高い。コレクターアイテムとしても有名。

生成り

手を加えてないこと。特に、糸や布地などの、さらさないままのもの

ギャバジン

経タテに梳毛ソモウ糸、緯ヨコに梳毛糸または綿糸を用い、うねの高い綾織とした織物。主として服地、また防水してレーン‐コート地に用いる。ギャバ。

キャントバステム

1851年に創業したエローサー・ハイマンによって誕生。労働衣料をメインに生産を続けていた。1946年、Leeに会社は買収されるが、その後もブランドネームだけは残されていた。

ギャランティ

1960年頃まで、リーバイス・ジーンズの革パッチ、紙パッチには「Every Garment Guaranteed」という文字が記され、商品の品質保証をしていた。破れた場合は新品と交換することを保証するギャランティ・チケットが、フラッシャーとともに付けられていたこともある。商品の品質の高さに対する、リーバイス社の自信の現れである。

クロッチリベット

通称「股リベット」といわれ、股部分の補強の為に付けられていた。馬の鞍など物を傷つけるという理由から廃止された。リーバイス社は、1942年にこれを廃止したが、Leeは戦後もしばらくは採用していた

クラウンジッパー

ミリタリージャケットによく使われる。ダイキャストと呼ばれる特殊な製法、ハイヒール型の美しい設計、そして独自のスプリングロック機構などはジッパーを工芸品とした理念からの構造。

グリッパーGRIPPER

Lee 101 ZやLEVI ‘S 501ZXXなど初期ジッパージーンズによく見られるグリッパーは、スコービル社の1ブランドで、VINTAGEジーンズの基準にもなっている

ケミカルウォッシュ

生地の色落ちを促進する薬品とともにジーンズを洗うこと。新品でも使い込んだ雰囲気を作り出すことが出来る。一般的にケミカルウォッシュというと、悪い色落ちを想像するが、ストーンウォッシュとの組み合わせにより、極めて自然な色落ちが可能になった。

月桂樹ボタン

ジーンズのトップボタンにはブランド名が刻印されているのが普通。しかし、第2次世界大戦下のアメリカでは物資不足を理由に、既製品のボタンを使用する事が勧告された。大戦モデルと呼ばれる第2次世界大世界大戦中に生産されたジーンズに特徴的に見られるボタン

コインポケット

パンツの前ポケットの内側に設けられた小さなポケット。本来は懐中時計を入れる為のものだが、のちに腕時計の時代になりこう呼ばれるようになった

コットン

COTTON 木綿。綿布。綿糸。

コの字留め

ジッパーの最上部に施された、コの字型の止め金具。1940年代以前に見られる特徴的なパーツ

コンマ(CONMER)

30年代後半よりA-2などフライトジャケットに多く採用され、50~60年代頃には約70%ものシェアを誇っていたという

サテン

スムーズな触感と光沢があるドレッシーで上品な雰囲気を持つ素材。Leeの「ウエスターナーシリーズ」やリーバイスの「940BXX」など多くの名品がこの素材により誕生した。

サドルマン

リーバイス社のサドル(鞍)をかついだカウボーイのキャラクターの事。さまざまな素材で作られた人形はLeeのバディー・リーと並ぶコレクターズアイテム。また、同社のブーツカットはサドルマン・ジーンズの愛称でも呼ばれる。

三角ステッチ

VINTAGEタイプの501のウエストバンドのフロントに見られる縫製仕様。ウエストバンドの上部からフライ部まで縫製した糸がボタン部まで返し縫いがされている。その形状が三角を描くことから「三角ステッチ」と呼ばれている。

サンフォライズド

デニム生地の縮みを解消するために考案された防縮加工。発明者のサンフォード・クルエットの名前に由来する。この発明によりジッパーフライのジーンズが本格的に生産されるようになった。
アメリカのクルエット・ビーボディ社が1933年に特許を所得。

J・Cペニー

3大ストアブランドの最大手。創業は、1902年、ジェームス・C・ペニーが開いたゴールデン・ルール・ストアが前進。1963年、にカタログ販売開始。主な系列ブランドは、「BIG MAC」、「PAY DAY」、「FOREMOST」、「RANCHCRAFT」、「TOWNCRAFT」。

シアサッカー

1950年代~1960年代頃のHAWAIIAN SHIRTSに見られ、テンションの違う糸を綿糸に使い凸凹の模様を出した物で、
しじら織とも言う。

シアーズローバック

1893年、にカタログ販売開始。主な系列ブランドは、「SEARS」、「HERCULES」、「PILGRIM」、「ROEBUCK」、「WESTERN WEAR」
3大ストアブランドの一つ。

ジェルトデニム

1925年にLeeが採用したワークウェア用デニムの固有名詞。動きやすい軽さを持ちながらも、織り密度の工夫により強度をししたデニム素材で、機能性と耐久性を必要不可欠とするワークウェアならではのデニムといえる。

ジッパーフライ

フライとは、ジーンズをはじめとしたスラックス類のフロントのジッパーやボタンを隠す部分のこと。従ってジッパーフライはジッパー仕様のジーンズのフロント部を指すが、ジーンズ用語としてはジッパー仕様のジーンズの総称として使われることが多い

シェルボタン

貝を加工して作ったボタンのこと。1950年代以前アロハのシャツなどに見られるパーツ。

染込みプリント

生地にしみ込ませてプリントする技術のこと。塗料がある程度浸透してしまうため、表面上の発色はいまひとつ。しかし、洗い込むほどに色褪せによる見事な風合いを出すのでヴィンテージマニアに支持される。

シングルステッチ

生地表面と裏面に現れるステッチが1本の糸であることから、チェーンステッチと区別して呼ばれる縫製方法。実際には、下糸と上糸で縫製されており、ほつれに強いのが特徴。リーバイスの501の「66」モデルでは、バックポケット裏の縫製がシングルステッチ仕様の方が古く、「66シングル」と呼ばれる。

シンチバック

シンチベルトとも言う。ジーンズの背面に付けられたベルトで、ウエストを調節する機能を目的に考案されたディテール。フィット技術が未熟だった時代は、ジーンズだけでなくスラックスなどボトムス全般に付けられていた。デニムジャケットの古い製品にも見られる。1940年代中頃から徐々に廃止されていく。

シャーリング

ジャケットのウエスト裏などにゴムを配し、伸縮性をもたせてフィット間の向上を狙った物。Wranglerのジャケットによく使われる。

ショートホーン

40後期~50年代頃のリーバイスウエスタンウェアに付けられたラベルデザインの名称。短い角の牛が描かれていることからこの名が。3種類のパターンが存在し、それ以前はロングホーンのデザインとなっている。

シャンブレーCHAMBRAY

経タテに色糸、緯ヨコに白糸を用いて平織にした綿織物。霜降り・縞柄などの模様がある。

霜ふり

スウェットによく見かける霜が降ったように要所要所が白っぽくなっいてる布地を指す意味。

スイート・オール

1871年に誕生したワークブランド。トレードマークはタグ・ボタン等にデザインされている「Tug-O-War」(6人の男でも引き裂くことが出来ない)だ。1950年代に消滅したようだが、1970年代には復興し今でも古着マニアの間では人気がある。

スコービル社

「リベット」「ジッパー」「ボタン」など、ジーンズになくてはならないパーツを製造している会社。1802年、コネチカット州でスコービル・マニファクチャリング・カンパニーの名でユニオン形態で創業を開始した。スタート時は、米軍にジュピターと呼ばれる鈴ボタンなどを納入していた。以後も軍に対する納入は継続していくが、1900年代初頭からリベット・トップボタン・ジッパーなどの製造を始めたことにより、リーバイス・リー・ラングラーを始めとしたジーンズブランドにも納入を開始し、今に至っている。

ストーンウォッシュ

軽石に似た特殊な石をジーンズとともに洗濯して、短時間で着込んだ風合いを出す方法。専用の洗濯機が必要で、ケミカルウォッシュと組み合わせる場合が多い。

スブリュースSPRUCE

スヌーピー関連のSWEATまたはT-SHIRTSは、ほとんどこの銘柄によるもの。コレクターズアイテムとしても有名。

セットインスリーブ

ボディーに対して垂直に袖を縫いつけた袖型の事。

大戦モデル

第2次大戦中のアメリカでは、物資不足を理由にジーンズにも様々な統制がしかれていた。コインポケットのリベットの省略や糸に代わるペンキステッチなどの使用が代表的。戦前、戦後のジーンズとはディテールを異にするために大戦モデルという呼び名が生まれた。LEVI ‘S 501やLee 101の大戦モデルが有名。

縦落ち

ジーンズを穿き込んだ時に、生地表面にタテ筋となって現れるアタリのこと。左綾の方がタテ落ちはしやすいが、経糸と緯糸の織り込みが不完全な、当時のシャットル織り機の技術的な低さが生んだ良き産物といえる。

ダブルエックス(XX)

LEVI ‘S 501XXに使用されていた、通称「ダブルエックス(XX)」、正式にはダブル・エクストラ・ヘビーという1インチあたり9オンスの強靱なデニム地のこと。生地幅は28インチで合成インディゴが高値だった時代のアメリカでは、サルファー染料をインディゴの代用染料としていたが、XXデニムはインディゴ染料だけで染められていたといわれる。

ダブルステッチ

2本糸で縫製されたステッチ。強度が必要なデニムやワークウェアによく見られる。さらに強度が考慮された3本糸の縫製は、「トリプルステッチ」と呼ばれる。

タロン(TALON)

ジッパーの元祖といわれるメーカー。ジッパーを発明し。1893年に特許所得をした。ジッパーの基本的な構造を完成させ、年代により様々なジッパーを発表してきたが、内蔵スプリングにより自動的にロックするオートマチック機構を持ったTALON 42ジッパーは、特に傑作として評価が高い。

タタキ

ジーンズのもっともポピュラーなリペア方法。穴のあいた部分に裏側からあて布をして、ミシンで何度も往復して穴を埋める。

タタキタグ Champion

チャンピオン社のリバースウィーブで、60年代前半のタグを指す。古着業界独特の呼び名。タグの四方を全て縫い込んだ姿が、叩き打ち込んだようにみえるため、この様な名称が付いたと思われる。

ダブルネーム

ひとつのモデルにふたつのブランドネームが書かれている物。1950年代~1960年代にかけては、メーカーの吸収合併が相次いだ為にダブルネームも数多く存在した。

ダブルフェイス

リバーシブルと同意語。一般的に布地が2枚重ねになっているスウェットパーカを示す言葉として使われるケースが多い。同色もあれば、別色になっている物もある。防寒製は抜群。

ダック

主にワークパンツの布地として使用。麻の太糸を密に平織りした、極めて固く厚いタイプ。古い物では、19世紀のリーバイスウェアでブラウンダック地モデルが確認されている。

単色タグ(Champion)

70年代に製造されていたチャンピオン社のリバースウィーブにつくタグの総称。赤一色なら「赤単」、青一色なら「青単」と呼ばれる。

チェーンステッチ

縫い目の裏側がチェーンの様に繋がっていることから名付けられた縫製方法。上糸同様に下糸にも収納量の少ないボビンではなく糸巻きを使用するため、ボビン交換の手間が省けジーンズの製造工程上では長い直線を仕上げるのにメリットがある。

チェンジボタン

1930年代以前のワークウェア又はミリタケージャケットによくみられるディテールで、洗濯の際に生地を傷めないように取り外し可能なボタンが金属の輪で留められている物をいう。これは、当時の洗濯が洗濯板によるもののため、洗濯機が普及し始めた1940年代以降にはあまりみられないディテールの一つ。

チンストラップ

首部分を留める、台衿と同じ幅のやや飛び出した部分に対する古着業界独特の名称。衿元のバタつきを抑えるためにあった。30年代以前の「ワークシャツ」、「カバーオール」等に多く用いられる。レア度大。

ツーホークマーク

リーバイス・ジーンズのパッチに描かれた2匹の馬がジーンズを引っ張っているイラストのこと。同社のジーンズの頑丈さをアピールしたもので、リーバイス社のトレードマークとなっている

デニム

ジーンズに使用するインディゴ染料で染めた綾織物の名前。語源はフランスのニーム地方で織られた綾織物、サージ・ド・ニームにあるといわれる。当初は右綾だけだったが、現在では左綾、ブロークンなど様々な手法が存在する。

デッドストック

その当時のまま、未使用で残されたもの。当然、中古に比べて貴重ゆえに価格は高い。

ドットボタン

スナップボタン式のボタンの名称ワークウェアによく使われるが、これは作業中に分厚いグローブをしたままでも着脱が容易に出来るように考慮したディテール。

ドーナツボタン

中央部がくぼんだ形状からこの名が付いた金属製のボタン。Leeのカウボーイパンツなどに用いられ、1940年代中頃までしか見られない貴重なボタン。大戦モデルに採用された安価な月樹ボタンやフラットドーナツボタンもかなりレア。

トリコタグ(Champion)

70年代のタグで、白地に青帯を入れてロゴ部分が白抜き。加えてCの部分に赤を使っている。カラーリングがまるっきりトリコロールである為、この名が付いた。

ナンバー2デニム

リーバイス社が類似品に対抗するために発表した、廃価版のジーンズに使われたデニムの名称。ロットナンバーが導入される前はXXデニムの501をナンバーワン・オーバーオール。ナンバー2デニムのジーンズはナンバーツー・オーバーオールと呼ばれていた。
ナンバー2にはその後、201品番が付けられた。パッチはリネン素材が用いられ、レザーラベルを付けたナンバー1デニムの501と区別された。

ナイロン

1935年にアメリカのデュポンが開発したポリアミド系合成繊維のこと。弾性、耐水性が抜群であり、現在ある繊維の中で最も軽量である。米陸軍航空隊は1945年、フライトジャケット「B-15B」にいち早く取り入れた。

NAVY

米海軍兵学校のことでまたは海軍の意を持つ

猫目ボタン

通し穴の部分に猫の目のような切り込みを入れた形状のボタンを言う。一般的に60年代以前のシャツ等に多い。他にもレタードセーターやジャケット等にも用いられることもある

ハウスマーク

40年代以前のLeeのラベルデザインの一つ。三角の家の形をしているところからこの名が付いた。

パッチ

主にジーンズの右後方のウエストバンド部に付けられるブランドを表す。革製が多いが、後年のリーバイスの紙パッチなど素材も多種多様で、それぞれに理由が存在する。
例えば、ラングラーに使われているビニール製のパッチは、革製のパッチだと同じ革素材の鞍と癒着してしまうと言う理由から採用され、Leeのビニール製パッチは、革汁で白生地を汚さないようにという目的で開発されている

ハトメ

30年代以前のジッパー最下部に対するあだ名。エンド部分を布地ごとパンチ穴をあけて留めるさまが鳩の目に似ていることから付いた名前

バディ・リー

1922年にLeeがリリースした販売促進用の人形。
正式にはバディー・リー・ドールといい、1919年のイブニングポスト誌で一般公募され命名された。
この約30cmの人形は、ライダース101やオーバーオールなど、様々なLeeのウェアのミニチュアを身につけ、
1950年代までLee製品のセールスに貢献した。
現存するものはプレミア価格で取り引きされコレクターズアイテムとなっている

バナー

「Lee」「Levi ‘s」「Wrangler」などがショップで販売促進を目的にデニムファブリックを使用して作った
長方形のフラッグのこと。
ブランド名や時代を感じさせるカウボーイのイラストが描かれていることが多く、ジーンズフリークの間では
コレクターズアイテムとして珍重されている。
リーバイスのバナーの場合、約28インチ幅の「XX」デニム原反でつくられている

ハリヌキリブ

通常のリブが目を細かく編み込んでいるのに対し、編み込むピッチ(速度)を変化させて、一定の所で針を抜くことによりワイドリブが完成。その動作を指して「ハリヌキ」と呼ぶ。
1940年代頃のSWEATに多い。

ヒッコリーストライプ

ワークウェアに付着する汚れを目立たなくするために考えられた模様の一種。大きさに種類があり、極細のものはピンヒッコリーと言う。

ヒゲ

ジーンズを穿きこんだ時にモモの付け根に現れる線上のアタリのことで、ヒゲの様に見えることから付いた俗称。穿き込む事により、インディゴ染料の削れた部分と削れない部分のコントラスト(メリハリ)がでてくる。逆に頻繁に洗濯すると、洗濯による脱色部分と穿くことにより生まれる染料の削れた部分のコントラストがなくなりヒゲは出にくくなる

ピケ

生地の縦方向にウネのあるコットン素材のこと。1960年年代初頭のホワイト・リーバイスやリーのウエスタコーズに使用された素材で、不均一な太さのウネが並んだものは通常のピケと区別してランダム・ピケと呼ばれる

ビッグE 「BIG-E」

1971年、リーバイスは株式公開に合わせて赤タブのロゴを全て”LEVI ‘S”から”Levi ‘s”という文字に変更した。その為、それ以前の大文字で表記された「LEVI ‘S」のロゴを持つタブを「ビッグE」または「キャピタルE」と呼んでいる。

ビンテージ

本来は年代物の高級ワインを指すが、古着の世界では、現行モデルとは異なるディテールを持つ物を指す。主に1960年代以前の物

ファイブポケット

ジーンズに5つのポケットが付いていることから、付けられたジーンズの別名で、ファイブポケット・ジーンズと呼ぶこともある。軍パンの様にポケットが6つあるパンツは、シックスポケットと呼ぶ

ブーツカット

文字通り、ブーツに合わせるために開発されたシルエット。
ブーツは甲の部分が高いのでストレートだと裾がもたつく。
そのもたつきを解消するために裾に若干のフレアー感がある。
登場は。1970年代初頭でリーバイスの517、リーの200などがブーツカットの始まり

フラッシャー

ジーンズのヒップポケットに付けられた商品説明書的意味合いの紙製ラベルのこと。製品の素材、形状、特徴などが印刷されている。同じジーンズでも年代によりフラッシャーのデザインも変更しておりコレクターズアイテムとしても珍重されている

フリーダムスリーブ

肩から腕への縫い付けが、曲線を描くデザインとなっているパターンを指す呼び名。基本的に縫製は2本針ステッチングによって行う。腕の動きがより自由になるように工夫された物。40年代~50年代のSWEATによく見られる。

ブランケット

本来は毛布を意味する。ウェアでは保温のための裏地として使用。紡毛糸で織ったそれを起毛し、けばたたせたりして、熱を逃がさぬ作りにする

ブルーベルBLUE BELL

1904年創業のワークウェア老舗がブルーベル社。ベルのトレードマークでおなじみだ。ラングラーがこのブルーベル社からスタートしたのは1947年のこと。そしてその後、ラングラーは「フォー・ウエスタン&カウボーイ」をコンセプトに、リーバイス、リーに並ぶ3大ジーンズブランドとして成長する。マーベリック、デイビークロケットなどもブルーベル社のブランドである。

フラップ

ポケットに付けられたフタ カバー

ブリ・シュランク

リーバイス社が使用する防縮加工済みデニムの呼び名。
正式には、プリ・シュランク・デニムという。
「505-0217」の様に品番の後ろに付けられる「02」という素材番号で、未防縮加工と区別される。
501に使用される未防縮デニムは、洗って縮め体になじませるという意味で、シュリンク・トゥ・アィットと呼ばれる。
こちらの素材番号は「01」

ヘッドライトHEAD LIGHT

1920年代に誕生したと言われるヘッドライトは1960年代にカーハートによって吸収された、約40年間しか操業期間がなかった。その為ヘッドライトは、特に古着マニアの中では人気が高い。質実剛健のワーク気質が残り、往年のインディゴ・デニムならではの味わいに定評がある

ヘア・オン・ハイド

Leeは1926年に世界初のジッパーフロントを採用した、「Lee 101 Z」を発表した。
1936年にはジーンズ専用の工場を設立した。それに合わせてLeeは初のレザーパッチを採用した。
当初、カウボーイたちになじみやすいように毛の付いたカウハイドの革にブランド名を焼印した。
このことから、このパッチを「ヘア・オン・ハイド」と呼ぶ

ヘチマ衿

首から胸元にかけて刻みが無く、ヘチマのように丸みを帯びている衿型のことをいう。60年代頃のカレッジスウェットによくみられる。

別珍

綿糸を使った短い毛羽が一面に密に立っている素材の事

ヘリンボーン

第2次世界大戦以前の米軍用衣料。または、ワークウェアに頻繁に使われていた布地。
杉綾の意で、ニシンの背骨に似ていることからこの名がついた。(杉綾織)杉の葉のような縞に織った服地

ペンキステッチ

リーバイス501の大戦モデルのヒップポケットにペンキで描かれたステッチのこと。
第2次世界大戦の中頃、アメリカ政府は物資の不足のため、
不必要な付属品をやめるようにリーバイス社に対して指示をだし、多くの仕様変更が行われた。
なかでも特徴的だったのがヒップボケットのアーキュエイトステッチが
糸の節約を目的にペンキによるステッチにかわったこと

ボタンフライ

ボタン留めのフロント部分を指す言葉。
ボタンフライ・ジーンズとはリーバイスをはじめしとたボタン留め仕様のジーンズの総称

前V

両Vの後継者として、40年代頃から登場したディテール。
それまで、襟ぐりの前後に伸縮の補強が必要とされていたが、綿の性質や編みの技術が向上したため、
前部のみフォローするだけで良くなった。
両V同様、別布をあてて縫い込んだ「ハメコミ」、生地の上から張り付けて補強する「ハリツケ」、
その他Vのラインのみの物と3パターンある。60年代以降、このパーツは徐々に消滅していった。

マチ

シャツの裾部分に補強用として縫いつけられた小さな三角布のこと。60年代以前のシャツに多く見られる。
ビンテージシャツを見分ける上で重要なパーツの一つ

メイトンウール

けばを一方方向に揃えず、ランダムに入り組ませ布面を覆った毛織物、そのウール仕立てをいう。
けばは短くせん毛されているため、なめらかな表面となっている。「スタジャン」・「Pコート」に使われる事が多い。

モンゴメリーワード

アメリカ3大ストアブランドの一つ。カタログ販売を始めたのは最も古く、1872年。
主な系列ブランドは、「BRENT」「101」「PIONEER」「POWR HOUSE」「HOMESTEADERS」